日本语言学论文

広東財経大學 外国語学院 日本語科

周知のように、平仮名の「め」は「女」の草書体から、片假名の「メ」は「女」の初めの二画からできたものである。日本語のなかで、「め」はよく目玉の形をしているもの、或いは「小さな穴」を意味する。古代の日本人はそれを女性の生殖器官と連想するので、よく「女の」、「女性の」など女性を表す接尾語として使用されている。そこで、日本人はこのように女性に関してたくさんの言葉を作る。例えば、若い女の子を表す言葉「姫」（ひめ）とか、「乙女」（おとめ）とか、「娘」（むすめ）とか、及び自分の兄弟の娘「姪」（めい）などである。そして、日本人は弱々しい男をよく「女々しい」（めめしい）と形容している。

そのほかに、「め」も「妻」の意味がある。昔の日本には、「妻子」という漢字が「さいし」や「つまこ」などの言い方以外、「めこ」という片假名をつけることもある。河上肇の「枕上浮雲」の中に、「われ食めば妻子のかて減す道理ぞと知りつつなほも貪りてをり」という名句がある。ここの「妻子」は「めこ」と呼んでいる。日本人は妻に迎えることは「娶る」（めとる）と言われている。つまり、「女の子を取る」という意味だ。結婚の相手である女性、即ち息子の妻は「嫁」（よめ）と呼んでいる。また、「夫婦」を「めおと」と呼ぶこともあり、「女と男」の意味であるわけだ。さらに、男性が妻のほかに養って愛する女性を「妾」（めかけ）と呼んでいる。

「め」は「女の」と「女性の」を表すだけでなく、「雌の」・「牝の」も表している。日本人は、植物で種子を作る器官を持つもの、及び動物で卵巣を持ち、妊娠と産卵する能力を持つものを「雌」・「牝」（めす）と呼んでいる。例えば、「雌花」（めばな）、「牝馬」（めうま）である。

要するに、「め」と女性が緊密な関係があるでしょう。１９９０年代以降、日本で性的教育のために、生殖器の呼称における「おちんちん」の対義語として、女性生殖器官を指す言葉「めちんちん」を作った。そして、「おめこの筋」から作り上げた俗語「メコスジ」も一時に流行している。現在の日本では、ある人気な女優「愛川美里菜」氏が自分の芸名を「めい」と変わった。この名前を聞いたら、女性の優しくて美しい感覚を想像できるではないでしょうか。